2025年06月09日

紫外線と老化のスピード

紫外線が一年で最も強い季節となりました。

今回は紫外線対策が老化のスピードに大きく影響するお話です。

紫外線が私たちに与える影響として以下のようになります。

・急性的な影響→日焼け、紫外線角膜炎、免疫力低下など

・慢性的な影響→シワ・シミ(光老化)、白内障のリスク(活性酸素による酸化)、皮膚ガンなど


このように、日焼けやシミ・シワ以外にも沢山のリスクがあります。


〈正しい日焼け止めの塗り方・選び方〉

・十分な量を塗る

顔であればパール一個分以上、首や露出している部分にも忘れずに。

・汗をかいたら塗り直す

・表示の数値を適切に選ぶ

SPF1に対して20分UV-Bを防ぐとして、

日常であればSPF35-40など

UV-Aを防ぐ+の数は+++か、++++

闇雲に高い数値を選び、肌荒れを引き起こす場合もあるので注意も必要


※目から紫外線が入ると脳からの指令でメラニンを発生させる為、サングラスの活用も重要

※黒いサングラスは瞳孔が開き紫外線を集めてしまうので、濃くないUVカット率の高いものを


また頭皮も日焼けするので、日傘や帽子も必須。


「老化」には様々な原因がありますが、

75%は「環境因子」と言われています。

日々の紫外線対策は老化のスピードに大きく関与し、美容だけでなく健康にも大きな影響を与えています。

毎日のコツコツ習慣が大切ですねきらきら

posted by マハロ at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 美容全般

2025年05月24日

感覚器「味覚・嗅覚」について

前回の「感覚器」の続きの話となりますので、1つ前のブログを先にお読みください。


◆味覚

味蕾(みらい)で味を感じている。

味蕾があるのは舌、軟口蓋や、食道の上部(→のどごしで美味しいと感じるのはこれ)


◆嗅覚

鼻の粘膜からにおい物質が溶け込み、嗅細胞に接合する事でにおいを感知する。

嗅神経は第一脳神経(脳から直接出ている神経の一番古い神経)動物的な神経で、食べ物や敵・仲間も判断している。


味覚と嗅覚は味や匂いの分子(化学物質)をキャッチして、その情報を脳へ送っています。

(口腔と鼻腔はつながっている)

この化学的な刺激は順応しやすい(慣れやすい)という特徴があります。

つまり、刺激に慣れやすいため、悪化もしやすいという事になります。


社会的問題ともなっているのが、味覚。

ストレスで甘い物を摂り過ぎていたり、

外食が多く濃い目の味や、塩分、添加物…こういったものを日常で食べていると、その刺激に慣れてしまいます。


その先には様々な臓器への負担となり、健康被害が…

ストレス管理も大切ですね。


思い当たる方、

「味蕾は2週間くらいから変わる」と言われています!

少しずつ慣らしていけばOKです!

なるべく自炊して、まずは調味料を良いものに変えてみてください。

私も昔と比べると、味覚が良い変化になったのがわかります。


五感を感じながらよく噛んで食事を楽しめたら、とても豊かで健康的ですねきらきら

posted by マハロ at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 美容全般

2025年05月11日

感覚器

今回は感覚器についてのお話です。

いわゆる五感(触覚・視覚・聴覚・嗅覚・味覚)と言うとわかりやすいかもしれません。

普段私たちが得ている感覚はどのような分類や働きとなっているのか。


(はじめの部分は少し難しいかもしれませんが…)

感覚器なので神経系が関わってきます。

こちらの話の前に神経系の解説を少し入れます。


神経系は〈体制神経系〉と〈自律神経系〉に分けられますが、

・体制神経系の「感覚神経」と「運動神経」

・自律神経系の「内臓求心性神経」

       「交感神経」と「副交感神経」

という分布になります。

※内臓求心性神経とは、内臓の情報を脳へ送る神経のこと


今回の感覚器では、上記の「感覚神経」と「内臓求心性神経」が関わってきます。


【感覚器は3つの感覚から成る】


大丸1︎体制感覚

@表在感覚・・全身の皮膚の感覚

 触っているとか、痛いなど。

A深部感覚・・体内の深部(関節や筋肉)で受ける感覚

 平衡感覚や、重力に対し垂直に立つなど。


大丸1︎内臓感覚

 空腹を感じる、便意を感じるなど(血糖値や血圧も含む)


大丸1︎特殊感覚

 触覚以外の〈視覚・聴覚・嗅覚・味覚〉は頭部のみにある特殊な感覚+平衡覚

※重力に対し平衡に立てるのは〈深部感覚・目・耳の三半規管〉で判断している


++++++++++++++++++++

電球視覚・聴覚は、光の波長や音の「エネルギー」を変換して脳へ送っている

電球味覚・嗅覚は、味や匂いの「分子(化学物質)」をキャッチして情報を脳へ送っている


味覚や嗅覚は過去の記憶とも深い繋がりがあります。

母が昔よく作ってくれた煮物の味、

おばあちゃん家の匂いetc.

その懐かしい味や匂いを嗅いだ瞬間に、その時の記憶が蘇るという経験をした人も少なくないと思います。


そんな味覚や嗅覚について、

近年気になる事がありますが、そちらは次回に。

posted by マハロ at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 美容全般

2025年04月24日

「経皮吸収」による「肝・腎」への影響

今回は皮膚の機能の1つである「経皮吸収」による肝臓や腎臓への影響の話です。

※1つ前のブログもお読みください


経皮吸収とは、皮膚に塗布されたものが角質層や毛穴や汗腺などから内部に浸透し、毛細血管に吸収されると全身に循環されるというものです。

身体の部位により吸収率の違いはありますが、特に粘膜部位や顔は多く、角質の厚い部位は少ない傾向です。


通常は皮膚の保護作用により、安易には異物が入らない構造にはなっています。

またもし侵入したとしても(一定量以下であれば)免疫機能や解毒作用により防御もしています。


塗り薬などの薬剤が効くのはこの経皮吸収によるものです。

近年では薬剤入りの湿布の乱用が問題になっているようで、整形外科などでも一度に出す枚数も制限をしていると聞きました。


経皮吸収により患部から血液に乗って全身へ周りますが、一番は「肝臓」への障害です。

肝臓は解毒をする臓器なので、長い間薬物が吸収され続ける事で負担が掛かります。


その次に「腎臓」でろ過して老廃物として排出されます。

いずれの臓器も過剰労働となり負担が掛かってきます。


一番厄介なのは慢性的であること。

昔から肝臓も腎臓も無言の臓器と呼ばれ、自覚症状が出た時にはかなり進行していると言われます。


適切な量や頻度、状況によっては自己判断せず、信頼出来る専門家の意見を聞く事も大切です。

自身や大切な家族の為に、薬剤だけでは無く、経皮吸収されやすい基剤や塗布する箇所には日頃から気を付けておきたいですね。

posted by マハロ at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 美容全般

2025年04月10日

皮膚の機能について(解剖実習の内容含む)

今回のハワイでの解剖実習の中で、実際の皮膚の断面も見て来ました。(主に胴体部分を中心に、顕微鏡では無く肉眼で見える所のみ)

真皮層のコラーゲン繊維や皮下組織の脂肪もとにかく密に結合されていて、その下は全身膜で覆われているのが良くわかりました。


今回少しだけ顔面の皮膚も見る事が出来ましたが、最も薄い眼輪筋は、想像以上に弱々しく繊細。

デリケートで老化しやすいのも納得です。


リンパ管やリンパ節も想像よりとても小さく、この大きさでこれだけの働きをしているのかと驚きます。

逆に下肢の血管や神経は想像より太く、筋肉との位置関係も興味深いものでした。

ここには書けない内容のものもまだありますが、この辺まで。


今回は皮膚の機能についての解説です。

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大丸1︎皮膚は人体で最大の臓器

(細胞が集まり組織となり、組織が集まると器官、器官=臓器)

※内臓器では肝臓が最大の臓器


大丸1︎皮膚の付属器(→皮膚の中に入っているもの)

・血管・リンパ管・神経系・皮脂腺・汗腺

※これらが関わり合い皮膚の機能として働く


【皮膚の機能】

・バリアの働き〈守る〉

角質層は外部の刺激から肌を守り、内部の水分や諸器官を守る。


・分泌・排出〈出す〉

皮脂や汗の分泌をし、老廃物を排出。


・経皮吸収〈入れる〉

表皮や毛穴から薬剤などが吸収される。


・体温調節

体温を一定に保つように調節。


・感覚器として

外からの刺激を脳に伝達する。

触覚や圧覚や痛覚や、温かいや冷たい。


・免疫

免疫の第一バリアとして菌やウイルスが体内に侵入するのを防ぐ。


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人体で最大の臓器と言われる皮膚は、このように様々な機能があります。

身体の一番外側で守ってくれたり、調整もしてくれています。

外側からのケアは勿論のこと、健康な皮膚をつくるには内部の状態も重要。

適切な栄養や水分、睡眠やストレス管理も影響してきます。



次回は上記で挙げた中の「経皮吸収」の部分についてのお話です。

posted by マハロ at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 美容全般

2025年03月20日

ハワイにて解剖の研修・そのA

※備忘録兼ねた日記形式のため長文です


DAY・1

日本から夜(21:30)のフライトで、ホノルル到着は朝の9時台。

行きは6hちょっとで到着の為(機内食2回)ほぼ寝られず…


空港からホテルまでUberタクシーで移動→近くのドライバーとマッチングしたら、料金が表示された分をカード決済(チップもカード決済)

2名以上なら割り勘出来るので、早く安く目的地へ行けます。(乗車前に料金が確定するので安心)


今回は広いコンドミニアムに1人1部屋(勿体無いけれど全員初めましてだったので)

チェックインは出来ない時間帯だったので、荷物をフロントに預け、研修の運営者の方の部屋でしばし休憩させてもらいました。


午後からラボへ乗合いで移動してオリエンテーションに参加。

自己紹介や、スケジュール確認、ご検体の方の情報共有、使用する器具の扱い方、それぞれの担当部位を決めるetc.


夕方2hほどの隙間時間に、数人でスーパーへ買い出しへ(水や朝食など)

その後また全員で集合し、夜は親睦会へ。

全国から集まった参加者の方々とコミュニケーションを取りながら、情報交換の場となりました。


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DAY・2

昨夜ホテルに戻ってからスーツケースの荷物を出したりで寝不足でしたが、スパッと目が覚める。

朝は6時起きで7:30にホテル下で集合し、乗合いでラボへ。


いよいよ解剖の実習の日です。

ドキドキしたのは初めの数分で、1日目は伏臥位(うつ伏せ)

今回10名の参加者の内、大半が経験者だった為スムーズに進みました。

(実習の内容は省きます)


夕方ホテルに一旦戻り、この日は同じホテルの仲間と近くのテイクアウトのお店で夕飯を調達し、皆でお喋りしながら気付いたら21:30。

部屋に戻り今日の実習を振り返る。


DAY・3

この日も寝不足のまま6時起き7:30集合。

実習2日目は背臥位(仰向け)

(実習の内容は省きます)

こちらのラボ代表の奥野ドクターは専門が外科医ですが、オールマイティーな方だそうです。今回少しだけ美容のオペの一部も披露してくださいました。


今回初の実習でしたが、

皮膚、筋肉、筋膜、腱、靱帯、骨、関節、内臓、血管、神経、リンパ…

全て見て触って、実際の関節の動きも確認しました。

(頭部は3日間ないと解剖は出来ない為今回は無し)


ご検体に対し、敬意と感謝の気持ちが溢れてきます。

この貴重な学びをしっかり活かしていきます。


研修後には、終了式で証書もいただきました。

夕方からは全員で懇親会へ。



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DAY・4

研修後の後泊1泊にしていたので、この日は自由行動の日。

すっかり仲良しとなった同じ飛行機の相棒と、トロリーバスに乗って市内観光へ。

夕飯は部屋で一緒に食べた後、1hかけてスーツケースのパッキング。


DAY・5

午前中だけフリーだった為、ハワイ初の相棒のリクエストもあり、ワイキキビーチへ(私も行きたいので)

ホテルから散歩がてら15分程歩き、膝下だけ海に浸かって来ました。

ホテルへ戻りチェックアウトして、

早めに空港へ向かい帰国の途へ。



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4泊6日、あっという間でした!

限られた時間の中でどこまで見られるか、

とにかく時間は足りません、、

とても貴重な体験と勉強をさせて頂きました。

また参加したいと強く思いました!

posted by マハロ at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2025年03月12日

ハワイにて解剖の研修・その@

2025.2/25-3/2

念願だった解剖の研修へ行って来ました。

場所はハワイのホノルルにある、

Hawaii Medical Research Center (ハワイ メディカル リサーチセンター)

こちらは病院内の1フロアにあります。



こちらのラボは、日本人の奥野ドクターが解剖の研修用に創られた施設。

とても志の高い先生です。

私達が訪れる前の週はカナダ人のドクターが研修に来られていたそうです。


なぜ私がこの研修に興味を持ったかというと、

6年ほど前に私の師匠の先生がハワイへ解剖に行かれた後に、

「実物は解剖の本と全然違う!例えるなら、地球儀と紙の世界地図位違う」

という言葉に衝撃を受け、私もいつか行ってみたい、実際に見て触れて学びたい!と思うようになりました。(その翌年から数年コロナで封鎖)


その為にも、もっともっと解剖生理学を学ばないとと思い、毎月東京の豊洲会場まで座学で学びに行くようになりました。

解剖生理学はエステサロン勤務時代の20才頃と、エステの国際ライセンス取得の為に学び直した30才頃と、更に今回で3回目の学び直し!

以前は試験の為にという理由でしたが、

今回は学びたい欲が全然違うのと、年月も経ち情報も最新になっているので、毎月の楽しみな学びとなっています。

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ハワイへは昔友人(英会話が得意)と一回だけ訪れた事がありますが、今回は

・現地集合・現地解散、初の個人渡航

・飛行機もホテルも全て自分で手配

・英語は殆ど喋れない

・解剖の研修も初めて

と、申込み時点のハードルがありましたが、、

何とかなる!といういつもの思いで(笑)あまり不安はありませんでした!


今回幸いな事に、

私と同じ個人渡航初の方が居て、私が予約した飛行機の便と揃えて下さいました飛行機

お陰様で、空港での長い待ち時間も、

空港からホテルまでのタクシー乗合いも、

研修後の後泊一日フリーDAYも一緒に過ごし、

すっかり仲良しとなりました♪


解剖研修は次に続く…

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posted by マハロ at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2025年02月19日

皮膚のバリア機能

今年はスギ花粉の飛散が早まっているそうですね。

春は一年でも一番お肌が敏感になる季節です。

今回は皮膚のバリア機能についてのお話です。



皮膚の一番上の角質層のすぐ下に「バリアゾーン」があり、体の中へ異物などの侵入を防いでくれています。(お風呂に入っても水が体の中に入らないのもバリアゾーンの働き)

この機能が弱まると、異物や刺激物質の侵入をうまくブロック出来ず様々なトラブルの原因となります。


いつもの化粧品がしみたり、花粉で肌が痒くなったりなど、

痒くてかいてしまうとバリア機能は更に弱まり、また痒くなるというスパイラルになってしまう為、そうなる前に普段からのスキンケア等がとっても重要です!


女性の場合は生理前や妊娠期や更年期など、ホルモンバランスの乱れでも起こりやすく、

体調不良や睡眠不足でもバリア機能低下の要因となります。


対策としては、

・クレンジングは保湿力のあるものを

・洗顔は肌に優しい弱酸性を

・こするなどの摩擦を避ける

・化粧水は二度付けし、クリーム(油分)も保湿性の高いものを

・ヘアスタイリング剤を付けた髪が肌に触れないように(衣服の素材も気を付ける)

・刺激物の食品は避ける

・タンパク質、ビタミンB6,B12、良質な脂質を意識して摂る(栄養バランスは必須)

・睡眠をしっかりとるetc.


因みに「菌やウイルス」などの侵入の第一バリアもこの「皮膚のバリア機能」が担っています。(他に第一バリアは粘膜と粘液が担う)

※ここでバリアが出来ないと、第二バリアに進み体内に侵入する



保湿・栄養・睡眠

皮膚のバリア機能を正常化して、

快適に春を迎えられるよう、しっかり準備したいですね四つ葉

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2025年02月04日

サーガディアンリズム・そのA

何となく不調…という方は、サーガディアンリズムについて見直してみると良いかもしれません。※前回のその@を先にご覧ください

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電球サーガディアンリズムが乱れる要因


夜勤や時差、不眠、ブルーライト、不規則な食生活etc.


・睡眠や時差について、

朝に光を浴びてメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が止まり、覚醒後にセロトニン(幸せホルモンの一つ)が分泌され始める。

メラトニンは「セロトニン」を材料にしてつくられる。

睡眠・覚醒リズムの乱れは、サーガディアンリズムの乱れに直結する。

※メラトニンが作られないと眠れない→リカバリーが出来ずセロトニンも作れない→不眠症やうつに関係する


・老化に伴い、光を感じるセンサー機能の低下によりサーガディアンリズムが崩れる場合もある。


・ブルーライトを夜に浴びてしまう事で、目に光刺激となりメラトニン(睡眠ホルモン)の抑制を引き起こす。


・食生活について、消化機能は夜遅くは低下する為、夜間の過食は胃腸に負担が掛かる。

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電球サーガディアンリズムを整える


・朝は同じ時間に起きて、光を浴びる

・朝食を摂る事で、消化管の体内時計がリセットされる

・適度に運動する(夕方16時頃〜筋力が付きやすい)

・夜間の過食は控える(夜間は中性脂肪の合成が活発になり、血糖値も上がりやすくなる)

・メラトニンの生成に関わる栄養素を摂る

 トリプトファン(必須アミノ酸)とビタミンB6の食材〔大豆製品・卵・まぐろ・かつお・乳製品・バナナ・そばなど〕

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◆夜勤の方は…

夜勤終了したら朝日を浴びる。

昼間寝る時、完全に光を遮断(遮光カーテンなど)して寝る。


◆室内照明の工夫

朝は蛍光灯かど白っぽいもの

夕方からは黄色っぽいもの

夜は間接照明など

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サーガディアンリズムは、睡眠・覚醒・ホルモン分泌・体温調節・代謝など、全身のバランスに影響するもの。

快適で健康な生活を送るために、是非整えたいものですね。

posted by マハロ at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | インナービューティー

2025年01月25日

サーガディアンリズム・その@

今回は、私達の健康のカギを握っている「サーガディアンリズム」についてのお話です。


サーガディアンリズムとは、

「体内時計」に基づき生み出された1日のリズムのこと。

このリズムは遺伝子にも入っていると言われています。


同じ睡眠時間でも夜更かしし過ぎて寝ると、翌日身体が重だるく疲れが取れないといった経験がある人も多いかと思います。

これは体内時計のリズムが崩れた事により起こります。

このリズムの乱れは、

不眠症、感染症、肥満、心血管の疾患、ストレスなど様々な健康問題に発展します。


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電球調整のメカニズム


これは「目に入る光」の刺激がセンサーとなり、発動します。

このセンサーは脳の視床下部にあり、体内時計の司令塔となっています。


まず朝、目に光が入るとメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が止まる※これが体内時計のスイッチ切り替えになる!

覚醒が促されて、セロトニン(幸せホルモンの一つ)が分泌される


→メラトニンが止まってから、次に出るのは14-16h後

ex)朝7時に目覚めて光を浴びると、およそ21-23時に眠くなる

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電球サーガディアンリズム


・夜は自律神経の副交感神経が優位となり、

体温・血圧・心拍が低くなる

性ホルモン・成長ホルモンの分泌が増加


・朝方はコルチゾール(ストレスに対抗するホルモン)分泌増加、セロトニン分泌が活性化

交感神経が高まり、血圧・体温・心拍数が上昇


・日中は体温・血圧・心拍などピーク

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電球サーガディアンリズムによる身体への影響


睡眠と覚醒リズム・体温の変動・発汗や体温調節・自律神経・血圧や心拍数・代謝のリズム(糖代謝や脂肪代謝)・中性脂肪やコレステロール値・血糖値・呼吸リズム・消化機能・腸内フローラ・免疫機能・リンパ系の循環・視覚機能・記憶や学習能力・酸化ストレスと抗酸化作用・皮膚のバリア機能・筋肉の回復と成長・毛髪と爪・生殖機能・肌の再生・骨


これら全てに関わっています!

次回に続く

posted by マハロ at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | インナービューティー